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東京外国語大学

以下の作文は1998年3月、東京外国語大学留学生日本語教育センターの卒業文集のために書いたものです。当時、私はまだ弁護士になりたかった。だが、この作文を書いてから2ヶ月、名古屋大学法学部に入学した後、いつの間に将来の夢は180度の転換をしてしまい、IT業界にはまってしまいました。正直、日本の大学教育制度は全然気に入れず、「バイトのほうが楽しい」と思うのが珍しくはなかった。フィリピン大学に属した頃と相当違って、名大の成績はまあまあだったが、それにもかかわらず「社会勉強」はよくできたと思います。

私、法律と大学
東京都府中市、平成10年3月
私はフィリピン大学政治学部で三年生の時に、日本へ行って日本の大学で政治学を学び続けたいと思った。しかし、このセンターで私は二学期後半に入った頃に専攻科目を国際法に変身することに決めた。国際電話で同じ大学からアメリカに留学し、今シカゴ大学(イリノイ州)で政治学修士学位取得を目指している友達にそのことを知らせた。
「法学?日本で?」と彼女はびっくりして言った。「そんなのちょっと。そちらには本当の法律がないよ。訴訟は少なくて、敵公判制度はなくて、有罪答弁取引もなくて、弁護士は顧問として務めているということに限られているわ。」
「それはこちらの法律制度をヨーロッパ大陸諸国型に作ったからよ」と私は言った。
「でも、そちらでは法律よりも経済を勉強したほうがいいと思うんだけど…」と彼女は続けた。
「そんなことはダメだよ。私が数学が大嫌いなのを知らないの。」
私の専門についてこのような会話をした。 「日本人は日本国憲法についておかしい解釈があると思う」と今フィリピン大学法学部で勉強している前の同級生はコメントした。「例えば、自衛隊をみて。憲法によると陸海空軍その他の戦力は、これを保持しないと言明しているが、自衛隊はどんな基準を使っても軍隊に間違いない」と彼は言った。「野球の規則も変に解釈しているね」と彼は気のきいた言葉を飛ばした。

フィリピンで働いている昔の先輩は次のようにアドバイスしてくれた。「日本人について法律というのは書いてある法律と関係があまりないようだということを覚えておいて。いわゆる事実の法によって日本社会は保たれ、ほとんど全部の事柄について日本人はそれに頼っている。大変複雑で、階級組織で、成文化されていない慣習と伝統である。だから、君の場合は一番必要なのは法律的な文書を理解する外に、日本文化を選考することだ。」

光川章子さんと一緒

「日本でのお母さん」光川章子さんとの記念写真。YWCAという団体によって東京周辺にいらっしゃるご主婦さんたちと交流し、各メンバーは一人か二人の留学生を世話するというボランティア&国際交流プログラムでした。私は光川さんを「お母さん」と呼び、週末に一緒に出掛けたり、ご自宅に遊びに行ったりしていました。光川さんはピアノ講師として活躍し、とても美人で優しい方でした。こんなに素敵な「お母さん」と出会って幸せな「娘」の私。

このようなあまり熱狂ではない話をしながら、私は桜が咲くと同時に名古屋大学に入学する。正直に言って日本で法律政治を学ぶことがいいのかどうか分からない。フィリピン大学政治学部の教授陣は半分以上外国の大学院学位を持っていて、彼らは一般的にアメリカでそれを取得した。その影響として、フィリピン大学政治学部では教科書はいうまでもなく、英語で書かれている。そして、授業では読み物のリストは大変多く、授業中の討論や自発的な討論の重要性を特に強調している。それとともに私は多くの批判、反対論文、評論と書評を書いたが、もちろんそれらは英語である。私は正直にいえば、その上記のような作文を日本語で書くのは無理だと思う。どうしたらいいだろうか。
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センター卒業式後の記念写真。
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また、日本の大学の雰囲気はフィリピン大学のキャンパスの雰囲気とは大分違うと感じている。後者の大学では自由、創造性、抗議をしていく空気があり、60年代ではないが反逆の気配に溢れていると思う。学校行政、「知的な植民地主義」、「現代経済帝国主義」など何かに対する反発である。キャンパスには無政府主義や同性愛権利主唱や新共産主義や自然環境活動や男女同権主義などの運動をする学生は少なくない。私も社会民主主義者と交際し、農村に地盤をおいた非政府組織でボランティアとして働いていた。

私は日本の大学を四つも参観した。きちんと片付いたキャンパスはあるが、雰囲気が明確に違うと思った。もし何か反逆の気配があったら、学生の染めた髪の毛や珍しい服が見られるといってよいだろう。

自国の友人と家族がいつも指摘することと同じように、日本の大学、すなわち日本の教育制度、法律制度とやり方はフィリピンと異なる。大変異なる。驚くことはフィリピンと日本は地理的に近いが、文化は全く相違しているということである。フィリピンの政治制度と日本の政治制度を比較分析したいのだが取り扱ったらいいだろうか。アメリカ軍占領下での同経験を除き、比較する基盤は見られないと思っている。
私は学ばないとはいけないことが山のようにあると知っている。日本の法律や政治について、今まで読んだ本はほとんど西洋人の作品である。恐らく入学後にはこんな状態は逆になるだろう。
日本の大学で何があるかよく知らないので、いうまでもなく死にたいほどの恐れを感じている。このセンターの一年以下の日本語学習では大学レベルに対して全く足りないだが、仕方が無いので、自分に我慢するように頑張るように言い聞かせなければならないと私は思っている。

フィリピン人の仲間たち

センターの「フィリピン軍」。左から右へ、(名前、出身校、進学先)、私(フィリピン大学政治学部出身、名古屋大学法学部入学)、エイディリアンさん(フィリピン大学生物学部出身、東北大学生物工学部入学)、ジェインさん(アテネオ・デ・マニラ大学経営学部出身、筑波大学第三学部入学)、そしてエラさん(フィリピン大学公衆衛生学部出身、九州工業大学生物工学部入学)。


関連リンク
東京外国語大学 - 東外大の公式ホームページ。
東京外国語大学留学生日本語教育センター - 日本語学校の公式ホームページ。