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東京外国語大学

普通の作文というよりも、以下の文書は日本語学校の弁論大会でのスピーチでした。1998年の春、東京外国語大学留学生日本語教育センターの弁論大会でトップ6位に入りました。スピーチ内容について、私は目的が東外大の一年間を振り返りながらみなさんを笑わせることでした。ほとんどの冗談はインサイダー(内幕を知っている人)しか分からないので、センター無関係の方は楽しめないと思いますが、それでもここで掲載します。
 スピーチについて先生方に頂いたコメントは次のようです。
 「みんなが楽しくなるような話、とても上手でした。」(柏崎先生)
 「発音いい!スラスラ…聞き取りやすい。」(吉川先生)
 「ユーモアのセンスに聴衆の笑いをさそい、大かっさいを浴びていました。自己ピーアールがとても上手です。」(酒井先生)
という親切なコメントを頂いて、嬉しかった。
 ところで、当時のセンターは、約20カ国出身の50名ぐらいの学生たちがいました。文部省の学部生奨学金制度によって来日した者が多く、他に大学院研究生もいました。社交的な私はこのような国際環境を非常に楽しんで、多くの友達ができて、毎日は冒険でした。もちろん、頭が悪くて勉強に苦しんだが、それを別にして大変いい想い出ができました。

学んだ物事
平成10年3月2日
皆様こんにちわ。
学生の皆様、先生方とお客様の前で話すことは私にとって珍しいことです。だから普通のスピーチの代わりに学校で学んだことをお話したいと思います。
面白いのは、一般的にこの学校の先生は私の日本語が分かりますが、学校以外の普通の人々は私の日本語があまり分かりません。かわいそうな先生方。一所懸命に教えて頂きましたが残念ながら私は日本語の文法がよく理解できないし、私の頭にはボキャブラリを入られなかったのです。鈴木先生へ、私の一学期の成績がよくなくてすみません。中村先生へ、漢字のクラスを欠席してすみません。渡辺先生へ、いつも大変長くてつまらない作文を提出してすみません。谷先生と内海先生へ、三学期の始めから欠席してすみません。

事務室の方には書類や請求書のことでお世話になりました。大学でもそのようにお世話してもらえる方法があったらいいのになあと思います。

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日本史の授業。(左から右へ)ハンガリーのズィリアさん、私、アルゼンチンのベロニカさん、
モンゴルのブジさん、フィリピンのジェインさん、そしてブラジルのシルビアさん。
絵はベロニカさんの作品。
拡大する.

近所の方々へ、道路の雪を取り除いていただきありがとうございました。
食堂で仲間と一緒に

食堂で仲間と一緒にバースデイパーティ開始を待っている。(左から右へ)マレーシャのエクホンさん、私、そしてベトナムのキエンさん。

私は貧乏なのでこの学校を出たらこの食堂で食べられなくなるのでとても寂しく思っています。日本の中でこの学校以外に200円のカレーライスはないに違いありません。安くて美味しい牛肉ステーキとポテトサラダには本当にさようならしたくないです。

友達たちのお陰で私の日常生活は天国であり、地獄もありました。ここにいる人々は私自身を含めて変だと思います。私を愛してくれたけれども私は愛さなかった人へ、ごめんなさい。それは私の誤りです。私は愛したけれども私を愛してくれなかった人へ、それはあなたの大間違いです。そして、将来あなたはそれを後悔に違いありません。

パーティーに出席させた人へ、ごめんなさいね。私に顎で使われるのに我慢してくれた人へ、ありがとう。
皆様のお陰で私は成長しました。日本へ来る前にフィリピン大学で三年ぐらい勉強して、十分成長したと思いました。しかし、ここで成長したのに比べると、もののかずではありませんでした。ここにいる間に自分のこと、すなわち自分の短所長所がますます分かってきました。
とりわけ、愛国心を学びました。ここで初めてフィリピンのことが好きになりました。フィリピン国民の美しさとユニークさを認めることがやっとできました。それだけではなく、国の色々な問題がもっとはっきり分かるようになったと思います。

それなのに、私にとってセンターの経験はある意味で悪夢のようです。日本の大学に入学することというのが一番目の悪夢でしょう。私の幼稚園程度の日本語で入学するに対して死にたいほど恐れを感じています。どうしたらいいでしょうか。渡辺先生、和栗先生と小林先生へ、大学で色々な作文を直していただくために、先生にファックスしてもよろしいでしょうか。

和食の食べ方

初めての和室で梅岡先生(中央)に和食の食べ方を教えて頂いたとき。箸の使い方や茶碗の持ち方などを学んだ。

私は卒業アルバムを楽しんで作っていた理由は、40年後にアルバムを開けて、色んなページを見て、皆さんを思い出すことが楽しみだからです。センターの経験は once-in-a-lifetime という言葉の通りやりがいがありました。おかしくて、楽しくて、ひどくて、一生忘れられません。
皆様に私の人生の中では大切な役割を果たしていただいて本当にどうもありがとうございます。


関連リンク
東京外国語大学 - 東外大の公式ホームページ。
東京外国語大学留学生日本語教育センター - 日本語学校の公式ホームページ。